自作でオリジナルTシャツを作成する方法はいくつかありますが、メジャーなのはアイロンプリントで作る方法です。アイロンプリントを初めて行う人は難しそうに感じるかもしれませんが、実際には材料も簡単に揃いますし、手順も複雑ではありません。まずはオリジナルTシャツに使うデザインを決めておき、それをアイロンプリントシートに印刷します。最近では100円ショップでも売られていますし、ホームセンターや手芸店でも入手可能です。
用意しておいたアイロンプリントシートは、熱と圧力によってTシャツにデザインを圧着させるようになっています。ですから、プリントしたい部分にシートを乗せてアイロンを押し付けて熱を加えれば、しっかりとデザインが印刷されます。Tシャツの素材は綿や麻100%の生地に転写できるとされており、素材によってはきれいにプリントできないことがありますので注意が必要です。アイロンをあてる時間にも注意が必要であり、当てすぎると上手くいかないことがあります。
最後に仕上げ紙の上からアイロンをかけて5秒ほどプレスするのを数回繰り返したら完成です。不器用でアイロンプリントによるオリジナルTシャツ作りはハードルが高いと感じる場合には、制作サイトに依頼する方法もあります。この場合はデザインさえ決まっていれば、Tシャツを選んで必要枚数やサイズを設定し、デザインを入稿してプリントする位置を決めれば素案を作成してくれます。デザインができない場合でも、テンプレートが用意されているので大丈夫です。